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モーテルプル339
ここを説明するには
アーノルドアーカーaa博士のワープ機器にまでさかのぼることになる
初期
実験試験機の成功により
初代機が造られ無人での作動を繰り返して行われた
この初代機は飛ばすだけとはして帰還させることを行っていない。
今も木星のアステロイドベルト群の中にデブリとして浮遊している
その間検証や改良が施された。

博士らのチームの当時、最若手のベイリー女助手らの手により第一世代機器が
運用機一号機として製造されはじめた
この一世代で資源用に小惑星が運ばれだした
二世代機が本格基本機なる少し前から火星プロジェクトが始まり
火星開発の規模を急速かつ無理やり一気に拡大させた
ここに投入した人員、移民に送り込んだ総数は地球がスッキリなど
コロニー空きあります
などと揶揄されるほどだった
ギュウギュウ詰めの火星調整コロニー
ターゲットの火星も火星資源採掘しつつ、居住区の拡大しかし
その面積に対し人々の密度は高く良い状態では無かった
だがひたすらその数に物を言わせる方法で一応の居住区拡大をおこなっていた

肝心な事を頭の隅に追いやられて重要視する人間が少なくなっていた
まだ
資源的にも自立できる状態ではなく
”また火星圏を出る船の数も技術持ち合わせていない事実を”
ここで地球圏での戦争勃発、コロニー群・地球ほぼ全てを巻き込んで
L-5小国家群達の我等が、この世界のルール正義という妄信と傲慢
L-2の不満と我のみのルール無用の猛烈な争いに

元々L-5からの支援、企業体からの成り立ちのL-3がL-5の支援に
なるのは極普通の流れではあったが
国として立ち上がっているL-3にしてみれば
L-5の意思・思想は百バーセント納得できるものではなかったが
賛同するしかなかった
そしてL-2の地球、地球圏での横暴さ加減にはそれ以上に許せる物でもなかった

L-4はL-2と宙域が重なることもあり厄介事回避目的でもありつつ
L-5集団に良い印象を持ち合わせてもいなかった

図式的にL-5L-3対L-2L-4
ターゲットに地球と言う 関係が出来上がた
地球は八方塞がり全周囲が敵なのか?と言う
どちらに向かって矛先を向けるのかすら定まらないまま疲弊していっていた
お互い削りいの最中、火星はその存在は無視され続けた

そして一時戦争後

元々、ワープ機器その物の事故がなかった訳でもないが
極めて大規模な事故が
機器の2.5世代機で起きている
これは標準機となっていた1世代機の技術延長機でスペック的に
更なる長距離を狙って作られた物で試験的に良かったようで
この搭載船および付属施設群を外惑星探査の長期間運用船として
送り出した時に起こっている

いわいる消滅

この事により
第一世代、この2.5世代技術は封印とされた

現在の基本機の第四世代機は根本的に1・2世代機は違う機器となっている

原理について後記述
縮退空間上に居座る為にエネルギーと質量を必要としていた1世代機が元の機器に対して
質量不足分を補える位置まで縮退空間上を移動する事ができる様に変更された4世代機。
そして大半のエネルギーをその移動の為にエネルギーを費やす

”燃費”的な考えで行けは性能向上はさしてしていない位に
エネルギー消費は大きい

その少燃費、少エネルギー化を現在進めている

4.4 4.6と言われる少燃費型の開発者が
モーティブル王立ラボ一般選科・軍部・統括、及び王立研究校教授
スウェイン博士

話を戻して

この消滅事故は
第2時戦争後に突如帰還している
消滅ではなかったようだが詳細は公にされてはいない
この事でL-4からは
(L-4はその建国当時から地球に執着は薄く外へ他の惑星発見し
新たな世界を求めることが中心的考えの集団であった
事実、現在において外宇宙の実マップ的なデータや調査隊の派遣では
飛びぬけている)

数十年旅して一番遠くまで行っている
我々の知らない世界を知っていると羨望されその内容を欲している

------ここは漏れで出てる機密の一部で真偽のほどは公では認めていない--------

実の所この運用船は帰還できている人間そのものはほとんどいない
その運用に必要な質量を出発時とは違う物で賄っていた
帰還できたのも偶然と当事者の証言があるようだ。

そう…
どこに行ったのかさえ当事者達に解ってないのだから
帰還できたことも不思議なことである

データ及び記録も正常に記録されていたのは出発時地点と帰還時の物のみであった。

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さて
その運用時のウエイトになる質量の代わりが
現モーティブルを構想し考えそして建造できた秘密である

モーティブルを構成する筐体、心臓部ジェネレーターと発電ユニット
どこも成し得ない重力コントロール

これらは、その時にウエイトとして詰め込まれた鉱物・物質が
無ければ不可能と言われ、他からの譲渡・販売にも
一切を応じられていない
既に現物が無いと言う建前もあってか
それ以上の圧力的要請は無いようではあるが。


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コレ等の開発者と言うのが謎である

歴代いたコレ等の開発チーム及びその後のメンテチームの
最後のメンバー最後の若手と言われてもいるスウェイン博士だが
17歳当時からチーム内にいた事にかわりはないが
モーティブルその物に対する発展的な何かを行った記録はない
何かの発表時にチームの顔として公の看板ではあった

このことにより全宇宙的に博士は有名人となっている

ワープ機関の例ににも分かるように
なんら実力の無い看板っと言うわけではないのは事実ではある

当時の天才と言われる部類の人間ではある

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モーティブルの特異性はそのジェネレータ・重力コントロールも然る事ながら
そのパフォーマンス公開で見せた堅さである

現兵器で貫けないのである
ただしコレは相当の純度の高い材質部の事でのこと

それでも電気的装置での低い純度部も引き上げ使用されている
一般に全身覆われていると思われてはいる

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結局
戦争って一度も終わったことなんてないんじゃないのかな
それにラボにいる天才って言われている人って
若い時にみんな何か発表してそのままラボに行ってるし
行かないような人って後からは大して聞かなくなる

スウェイン博士が特殊な例でもないよね
ママも会った事あるって言ってた
普通の普通でしょって‥

トップの中にいるから
それより高くいれるのか?自分の居る場所を引き上げて行けば
おのずと伸びる物は伸びるのかな

私みたいにレイと居たいからっての不純なのかな
でも
今は私に望みはないし

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昨日
レイから久しぶりに連絡があった
母の所にも直接
あれは
完全に別れの挨拶でしか無かった
レイが戦地と程遠い暮らしだと思っていた
死を意識した口ぶりの内容ではなかったが
もう会えなくなるって
レイ諜報部とかじゃないし隠居部署なんて言っていたのに…
他国行くわけでもないだろうけれど
解らない

レイに追いつくことはもうできないのかな

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